~人生を照らす今月の一枚~
時を刻む光の中で、季節は静かに移ろい、
肌寒さとともに秋の深まりを告げています。
この10月、私たちに託されたメッセージは、
「カップのⅡ(杯の2)」というカードが示す
「信じる力」という挑戦です。
「信じる」とは、
そもそもどういうことでしょうか。
「信じる」とは、単なる感情ではありません。
「喜び」「哀しみ」「怒り」といった感情は、
外なる事物や出来事に私たちの心が反応する
いわば、「受動の想い」です。
それに対して「信じる」とは、
私たちが自らの意思によって発する
「能動の想い」です。
この「信じる」という想いは決して、
誰にでも向けるべきものではありません。
なぜなら世の中には、利己心や悪意によって
人を惑わし、貶めようとする者がいるからです。
しかし、その一方で皆さんの中には
「私が信じてあげなくてどうするんだ」
という関係性のお相手がいらっしゃる方も
少なくないのではないでしょうか。
そのお相手は、
大切なご家族かもしれません。
人生を共に歩む伴侶かもしれません。
心を許したご友人かもしれません。
或いはそれは、自分自身かもしれません。
私たちにとってその存在が、
かけがえのない絶対的な存在であるならば、
その存在と真っすぐに向き合い、
純度の高い「信じる心」を向けること。
ここで、私たちがおさえておくべき
重要なポイントがあります。それは、
「人の想いのエネルギーは、
その対象に決定的な影響を与える」
という法則です。
「信じる力」とは対極にありながら、
私たちが陥りがちな性質のエネルギーに、
「心配する」という想いがあります。
遠く離れた誰かを想って、心配になる。
近くにいても、心のどこかでそわそわする。
「この先、あの人は大丈夫だろうか」
「私がいなくて、やっていけるのだろうか」
実は、こうした「心配のエネルギー」もまた、
相手の霊体(※)に
強い影響を与えてしまいます。
なぜならその想いは
「あなたは大丈夫じゃないよ」という
呪縛のメッセージに他ならないからです。
もし、あなたがその方の同伴者として
「心配のエネルギー」を向けてしまうなら
その想いは、今すぐにでも手放すことです。
代わりに、「信じる力」を向けてください。
「信じる力」は、それだけで
「あなたは大丈夫です」という
相手の魂を全肯定するメッセージとして
力強く支える柱になるのです。
「信じる力」によって、
私たちは大切な誰かの魂を
力強くサポートすることができる。
皆さまにはこのことをいつも忘れることなく
今月の魂の学びとして
歩んでいただきたいと思っております。
2026年10月9日 北沢由宇
※霊体……私たちは、「肉体」「霊体」「魂」の3つの層が重なった存在です。人の想いは、そのうちの「霊体」にダイレクトに作用します。負の想いは負の影響を与え、正の想いは正の影響を与えます。
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