~人生を照らす今月の一枚~
夏の熱気や日差しがほんのりと和らぎ、
夜は虫の声が心地よい時期となりました。
今月私たちに与えられたメッセージは、
「ペンタクルのキング(硬貨の王)」が示す
「収穫の時」というサインです。
稲、南瓜、さつまいも、根菜類やキノコ類など
秋は多くの農作物の収穫が始まる季節です。
この季節にしか味わえない「秋の食」を
楽しんでみるのも良いでしょう。
秋に収穫するものは、
農作物だけではありません。
これまでにコツコツと努力してきたものが
今、少しずつ実を結び始めていることに
お気づきの方も多いのではないでしょうか。
鍛錬した技術が、具体的な成果を出し始めた。
日々の積み重ねがリアルな数字に表れ始めた。
人によっては「もうちょっとできたな」という
悔しさの残る結果を受け入れている方も
いらっしゃるかもしれません。
これまでやってきたことの結果が
ひとつの風景として立ち現れる。
これも、秋という季節の特徴です。
「収穫の時」にこそ
私たちが大切にすべきことがあります。
それは、周囲に感謝を伝えることです。
植物は、それ自体で生きることはできません。
土と日の力を浴びて、雨の恵みによって育ち、
虫や獣の力を借りて、次の世代に命を繋ぎます。
わたしたち人の行いもそれと同じように
見える存在、見えざる存在の助力によって
常に愛され、見守られ、育まれています。
たとえ自分一人で成したように思えることでも
必ず実在界・現象界(※)の両面から
誰かが見守り、支えてくれているものです。
息をしたり、食事をしたりすることさえ
私たちは、一人で行っているのではないのです。
実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな
豊かな実りをつけた時こそ感謝を伝える。
今月はそうしたアクションを
魂の実践として頂きたいと思っております。
2026年9月3日 北沢由宇
※実在界… 仏教の言葉で、いわゆる「あの世」のこと。
私たちの魂の実在は「あの世」にこそあり、
肉体を持って生きている間も様々な霊存在が
私たちを支え、励まし、見守っています。
※現象界… 仏教の言葉で、いわゆる「この世」のこと。
この世で起こることはすべて現象に過ぎず、
その現象を起こすのは、私たちの心です。
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